糠漬け嫌いな私が糠漬けを作り続ける理由

漬物嫌いの私が糠漬けを作り続ける理由


うちの実家には、漬物が食卓に並んだことが一度もありません。

漬物というものを食べない家で育ちました。

私は、「糠漬け」という存在そのものを知らないまま成人しました。

福神漬やらっきょう、黄色いたくあんくらいは外食時に見たことがあっても、それが自分の食生活に登場することはありませんでした。


漬物を知ってからも、正直好きにはなれませんでした。

あの独特な酸味と、青臭さの混じった発酵香。


「なぜこれをわざわざ美味しいと言うのだろう?」と、ずっと不思議に思っていました。


そんな私が今、寝起きに毎日糠床をかき混ぜています。

味を好きになったから、だけではありません。

糠床の中を覗くたびに、「これはただの保存食ではない」と思い知らされるからです。


糠床は、目に見えないものたちの職場、

糠床の中には、乳酸菌、酵母、産膜酵母など、名前も知らないような微生物たちがひしめいています。

塩を入れ、毎日手でかき混ぜて空気を入れることで、彼らの勢力バランスを整える。

人間がやっていることは、実はそれだけです。

味を作っているのは、この目に見えない働き者たちのほうなのです。


私はもともと、目に見える世界よりも、目に見えない世界の出来事を専門に扱う仕事をしています。


エネルギーや意識といった、形のないものと向き合うことが日常です。


だからこそ、糠床の中で黙々と働く微生物たちの存在に、妙に親近感を覚えるのかもしれません。誰にも見られていないところで、確かに何かが働いている。


その感覚に、私はずっと惹かれてきました。


腸の中でも、同じことが起きている。

面白いのは、糠床の中で起きていることが、私たちの腸の中で起きていることとほとんど同じだという点です。

腸内にも無数の細菌が住んでいて、環境や食べるものによって勢力図が変わります。

善玉菌が優勢なときと、悪玉菌が幅を利かせているときとでは、体調も肌の調子も気分すらも変わってきます。


糠漬けを食べるということは、外から生きた乳酸菌を取り入れるだけでなく、すでに腸の中にいる微生物たちに「エサ」を届けることでもあります。

糠床という小さな世界の世話をすることは、結局のところ、自分の腸という大きな世界の世話をすることと地続きなのです。

毎朝の「かき混ぜ」が、家事ではなく、自分の体と向き合う時間に変わっていったのは、そう気づいてからでした。


○漬物嫌いなりの、糠床の育て方


とはいえ、漬物特有のあの酸味は今でも得意ではありません。

ですから私は、糠床を自分好みに育てることにしました。

糠の餌にデーツやりんごなど果物の皮を入れると、糠床全体の香りがふわりと柔らかくなります。

微生物たちが果物の糖分や酵母を喜んでいるのか、発酵の進み方まで変わる気がします。


極めつけは、きゅうりや大根ではなく、マンゴーとか無花果や桃を漬けてみたことでした。

甘みのある果物を漬けると、あの強い酸味がやわらぎ、果物本来の甘さと発酵の旨みが重なって、フルーツチーズのような芳醇な香りするデザートのようになります。

漬物嫌いの私でも「これは食べられる」と思える味になります。


糠床に何を食べさせるかで、生まれてくる風味がまったく変わります。

これは私にとって、育てているというより、対話をしている感覚に近いものです。


○微生物への信頼が、暮らしを変えた


糠漬けを続けるうちに、私は「目に見えない働き者たち」への信頼が強くなっていきました。


発酵は、人間が完全にコントロールできるものではありません。

手をかけすぎても、放っておきすぎてもうまくいかない。

ちょうどいい距離感で見守ることでしか、良い発酵は生まれません。


この感覚は、糠床だけでなく、自分の体そのものにも当てはまるのではないかと思うようになりました。


マコモ発酵液「ブリオ」との出会い


そんなときに出会ったのが、マコモを特別な製法で発酵させてつくられた発酵液「ブリオ」でした。


ブリオの面白いところは、使い方が一つに限定されていないところにあります。


飲んでよし ― 体の内側から微生物の働きをサポートする

塗ってよし ― 導入美容液として、肌の土台を整える

浸してよし ― 髪や肌をじっくりと発酵液に浸してトリートメントとする


糠床を育てるように、自分の体や肌にも「微生物の活力剤」を届けてあげる。

シャワー浴びてタオルドライしたら、一番最初にブリオを全身に
頭皮、耳のなか、眼球、口内、デリケートゾーン、手足の指の間までもスプレーします。

そうやって細胞を覆う菌たちに活力をあげるのです。


ブリオを生活に取り入れるようになってから感じているのは、表面的な保湿とは違う、内側から底上げされるような手応えです。


ブリオはマコモ由来ですからしっかりとケイ素も含まれています。


ケイ素は年齢とともに体内で不足しやすい成分で、肌のハリやツヤを支える土台づくりに関わっていると言われています。


「食べる」だけでなく「塗る」「浸す」という形で発酵の力を取り入れられる、私にとってのスーパー美容液が、このブリオです。

それ以外のスキンケアは基本はジザニアシリーズですがお客様に更によいものをお届けしたくて、新製品を試している毎日です。


○おわりに

実家に漬物が並んだことなど一度もなく、漬物そのものが苦手だった私が、まさか糠床の世話をして、発酵液を肌に取り入れる暮らしをするようになるとは思いませんでした。


でも、目に見えない微生物たちの働きを知れば知るほど、体の内側からも外側からも、彼らと共に生きているのだと実感するようになりました。

以前、私たちの体の回りには微生物が住む多くのマンションが犇めいていて
その微生物たちが交流して、思考までも影響している。

また他人と会うときはその人と微生物レベルで交流が行われているとか

「あの人に会いたいな」という想いは微生物があの人の微生物欲しい、交流したい。

「あれ食べたい」は微生物がその栄養が欲しいときと聞いたことがあります。

本当かどうかはわかりませんが本当ならとても面白いですね。


糠漬けもブリオも、私にとっては同じ
「目に見えない力を信じる暮らし」の一部になっています。

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